こんにちは!
「快髪サークル」を運営しているNOR(ノル)です。
ヘアカラーを長持ちさせるためにできることは、大なり小なりたくさんあります!
「洗い流さないトリートメントの使用」
「髪が濡れたらすぐにしっかり乾かす」
「ドライヤーの当て方に気をつける」
「紫外線をできるだけ浴びないようにする」
などなど・・・
しかし、これらは毎日意識して行わなければならないものばかりです。
「なかなか長続きしない・・・」
なんて人も多いのではないでしょうか?
本記事でご紹介させていただく方法は、日常で使用する「あるもの」を変えるだけです。
「あるもの」を変えて、あとはいつも通り使用するだけなので継続力は不要です。
結論から申し上げますと、日常で使用する「あるもの」とは、ずばり「シャンプー」のことです!
・・・なにか画期的なものを期待していた人には、結論だけ聞いてガッカリさせてしまったかもしれません。
しかし、侮ることなかれ!
シャンプーを変えるだけでもヘアカラーの持ちは大きく変わります。
先に言っておきますが、きちんと条件を満たしていれば市販のものでも問題はありません!
ここからシャンプー選びのポイントを解説していきますので、ぜひ参考にしてみて下さい。
ヘアカラーの色落ちの定義
一般的にヘアカラーと呼ばれるものは「永久染毛剤」の1種です。
永久染毛剤とはいえ、色持ちは1〜3ヶ月程度と言われています。
ただし、1〜3ヶ月目でいきなり色落ちするわけではありません。
ヘアカラーをしたその日から徐々に落ちていくものなので、もっと早い段階で色落ちを感じる人も多いかと思います。
ヘアカラーの色落ちの過程はいくつかありますが、「シャンプーをする毎に色落ちする」ということを忘れてはいけません!
【定義】
ヘアカラーが色落ちしやすいシャンプー
「ヘアカラーはシャンプーをする毎に色落ちする」ということを考えれば、シャンプーの回数を減らすことがシンプルな解決策になるかもしれません。
しかし、「毎日シャンプーしないと気持ち悪い・・・」と考える人も少なくないと思います。
回数はそのままにヘアカラーを長持ちさせるには、「洗浄力」に注意することが大事です!
- 「洗浄力が強いシャンプー」=「色落ちしやすい」
例えば、洗浄力が強い食器用洗剤は油汚れがよく落ちますよね?そのイメージです!
洗浄力が強いシャンプーを見分けるポイントは、「成分表」を確認することです↓↓↓
つまり、成分表の先頭の「水」以外の1、2番目に注目すれば、ある程度そのシャンプーの洗浄力の強さが分かるということです。
一般の方でも見分けられるように、先頭の「水」以外の1、2番目(特に1番目)に「この洗浄成分が記載されていたら、洗浄力が強い可能性が高い」というものをポイントで載せておきます↓↓↓
- 硫酸系〈ラウリル硫酸Na、ラウレス硫酸Na、パレス-3硫酸Naなど〉
- オレフィン系〈オレフィン(C14-16)スルホン酸Na〉
- 石鹸系〈カリ石鹸素地、石鹸素地〉
※上記以外にも洗浄力が強いものはありますが、特に注意しておきたい代表的な洗浄成分を載せておきました※
洗浄力が強いシャンプーを見分けるポイントで、「成分表を確認する以外の方法」を2点挙げておきます。
- 市販で販売されている大手メーカーの低価格シャンプー(昔からあるようなお馴染みのシャンプーなど)
- スキャルプ(頭皮ケア)シャンプー
これらは洗浄力が強い可能性が高いです。
何を優先するかでシャンプーの見方も変わるとお話しましたが、この場合の「スキャルプシャンプー」はとても良い例です。
ヘアカラーを長持ちさせるシャンプー
・洗浄力がマイルドなシャンプー
「どんなシャンプーを使用しても徐々に色落ちするのであれば、より洗浄力がマイルドなものの方がヘアカラーが長持ちする」という考え方です。
成分表の「水」の次に記載されている複数の「洗浄成分」がよりマイルドなものを選ぶことがポイントです。
洗浄力がマイルドな代表的な成分をいくつか載せておきます↓↓↓
- アミノ酸系〈ココイルグルタミン酸Na、ラウロイルグルタミン酸Na、ココイルメチルアラニンNa、ラウロイルメチルアラニンNa、ラウロイルアスパラギン酸Naなど〉
- PPT系〈ココイル加水分解コラーゲンNa、ココイル加水分解シルクNa〉
- タウリン系〈ココイルメチルタウリンNa、ラウロイルメチルタウリンNa〉
- ベタイン系〈コカミドプロピルベタイン、ラウラミドプロピルベタイン、ココアンホ酢酸Na〉
上記のものがメインでバランス良く配合されていると、洗浄力がマイルドなシャンプーである可能性が高いです!
「成分表を確認するのはちょっと難しいかも・・・」
なんて人は、手っ取り早く「ヘアカラー用シャンプー」を選ぶのも1つの手だと思います。
ところで、ネーミングのイメージでなんとなく髪に優しそうなシャンプーもありますが、響きだけで選ぶのはあまりオススメできません!
例えば、
「〜無添加」
「ボタニカル」
「オーガニック」
これらがパッケージに書かれているだけで、なんとなく髪に優しそうな感じがしませんか?
ところが、「〜無添加」「ボタニカル」「オーガニック」の基準が、〝優しい成分を使用している〟というわけではないのです。
中には洗浄力がマイルドなシャンプーもありますし、中にはそうでないものもあるということです。
・カラーシャンプー
ケースバイケースですが、〝色をリチャージ〟することで色持ちを良く見せる「カラーシャンプー」の使用も有効的です。
「洗浄力がマイルドなシャンプー」が、ヘアカラーを長持ちさせたい人に万人向けなのに対し、「カラーシャンプー」は特定の人にバツグンの効果を発揮します。
髪の毛にダメージがあり、更にベースの色が明るい人ほど有効です。
特性上、ダメージが少ない健康な髪の毛にはあまり効果が期待できません。
ところで、カラーシャンプーも種類が多いので悩む人も多いのではないでしょうか?
メーカーによって染料の濃さに差がありますが、濃ければ良いというものでもありません!
あくまで人によりけりです。
まとめ
本記事では、ヘアカラーを長持ちさせる方法の中から「シャンプー」をピックアップしました。
シャンプーであれば、変えるだけで済むので三日坊主になりがちな人にもオススメです。
ヘアカラーを長持ちさせる第一歩として、シャンプーを変えることから始めてみてはいかがでしょうか?
もちろん、低価格なシャンプーに比べればコストはかかるものが多いのも事実です・・・
しかし、市販のものでも本記事でご紹介した条件に合うものは必ず見つかります!
普段「色落ちしやすいシャンプー」を使用している人は、それだけでも十分効果が期待できるので、ぜひトライしてみて下さい。