こんにちは!
年甲斐もなくHIP-HOPにハマっている「快髪サークル」のNOR(ノル)です。
最近は広告やテレビCMなどで〝AGA〟という言葉を見かけたことがある人も少なくないと思います。
しかし、中にはAGAと聞いただけで胡散臭く感じてしまう人もいるのではないでしょうか?
以前の私がそうでした。
「AGAというワードがそもそも怪し過ぎる・・・」と完全に先入観だけで拒否反応を起こしていました。
しかし、自身が32歳を過ぎた頃から額の生え際が気になり始め、色々調べていくうちにAGAが単にAndrogenetic Alopecia(男性型脱毛症)の略であることを知りました。
そして、薄毛の症状に悩む男性のほとんど(90%以上)がAGAと言われている事実も。
この記事では、薄毛に悩み始めた男性が避けては通れないAGAについて、重要なポイントに絞って解説しています。
①AGA(男性型脱毛症)とは?
AGAとは、Androgenetic Alopecia(男性型脱毛症)の略で、思春期以降に始まり徐々に進行する脱毛症のことです。
「徐々に進行する」というのがポイントになります。
現在では、薄毛の症状に悩む男性のほとんど(90%以上)がAGAであると言われています。
額の生え際から後退していくタイプ、頭頂部から薄くなるタイプ、これらの混合タイプなど様々な進行パターンがあります。
・原因
一般的に遺伝や男性ホルモンの影響が主な原因と考えられていますが、その他にも、食生活・睡眠・運動などの生活習慣や、日頃のストレスが環境要因として関わっていると言われています。
AGAの脱毛部には男性ホルモン⑴「DHT」(ジヒドロテストステロン)が高濃度に見られ、これが⑵「ヘアサイクル」の成長期を短くする原因物質と考えられています。
成長期が短くなることにより、髪の毛は十分に成長しないまま退行期・休止期へ移行することになり、徐々に生える髪の毛よりも抜ける髪の毛のほうが多くなっていきます。
・治療法
AGAの治療には様々な方法が存在しますが、内服薬(飲み薬)と外用薬(塗り薬)を用いる治療が最も一般的な治療法とされています。
代表的な薬は以下の3種類。
- ミノキシジル
- フィナステリド
- デュタステリド
発毛を促進する「攻めの薬」です。
元々は高血圧の治療薬(降圧剤)として開発されましたが、副作用として毛が生えるという現象が起きた為、AGA治療薬として応用されました。
外用薬と内服薬があり、外用薬はドラッグストアでも購入可能ですが、内服薬の場合は医師による診察・処方箋が必要となります。
外用薬・内服薬ともに成分は同じなのでAGA症状の改善が期待できますが、血液から有効成分を吸収できる内服薬の方がより高い発毛効果を実感できるとされています。
ただし「男性型および女性型脱毛症診療ガイドライン(2017年版)」では、ミノキシジルの内服薬は副作用が強いため使用は控えるよう推奨されており、処方しない医師もいるのが現状です。
それぞれで副作用も異なる為、必ず事前に確認しておきましょう。
抜け毛を抑える「守りの薬」です(商品名:プロペシア)。
日本で初めてのAGA治療薬で、様々な研究で高い効果が期待できるという根拠があります。
AGAの原因とされるDHTは、男性ホルモンの一種であるテストステロンが還元酵素5αリダクターゼと結合して生じますが、フィナステリドは5αリダクターゼの働きを抑えることで、テストステロンがDHTに変化するのを防ぐ働きがあります。
抜け毛を抑える「守りの薬」です(商品名:ザガーロ)。
一般的にはデュタステリドはフィナステリドよりもDHTへの変化を抑える効果が高いと言われています。
(DHTへの変化の原因となる5αリダクターゼには I 型と II 型が存在します。フィナステリドは II 型のみ有効なのに対し、デュタステリドは I 型と II 型の両方に有効である為です。)
副作用もありますので、医師の指示のもとで正しく服用しましょう。
フィナステリド、デュタステリドは発毛ではなく抜け毛の原因となるDHT抑制効果がメインです。
その為、ミノキシジルで発毛+フィナステリドorデュタステリドでAGAの進行を抑制する治療法が一般的です。
内服薬と外用薬を用いる治療法は、治療を開始してから発毛の効果がみられ、薄毛の改善を実感するまでにはある程度の時間が掛かります。
個人差はありますが、発毛を実感するまでの期間は早い人で約3ヶ月、平均すると約6ヶ月〜1年程度掛かると言われています。
②AGA患者の割合
AGAは20代後半から30代に発症、40代以降にかけて徐々に進行していくパターンが多いとされています。
割合は20代で約10%、30代で20%、40代で30%、50代以降では40%以上にもなります。
驚くことに、20代でも10人に1人、30代では5人に1人はAGAと言われているのです。
まだ若いから、目立たないから大丈夫とするのではなく、薄毛で悩む前にケアをすることが重要です。
外用薬(塗り薬)の効果を高めるワンポイントアドバイス!
外用薬は必ず清潔な頭皮に使用するようにしましょう!
これは、清潔な頭皮の方が成分を経皮吸収しやすい為です。
外用薬を塗布する前のベース作りとして、正しいシャンプーも心がけていきましょう。
③AGAは早期の治療・対策が効果的
AGAは進行性なので、治療・対策は早ければ早いほど効果があります。
AGA治療は根源となるDHTの活動を抑制しながら、発毛を促す治療をします。
しかし、すでにヘアサイクルが終了していると、いくらDHTの活動を抑制したところで発毛効果は見込めません。
ヘアサイクルが終了する前に、治療・対策をする必要があります。
DHTが一番影響を及ぼす時期は、男性ホルモンの分泌が盛んな20代~30代です。
この時期にしっかり対策を行い、正常なヘアサイクルを保つことがAGA改善の一番の方法です。
ただし、20代~30代を過ぎてしまっても、毛根が存在する限りは髪の毛が育つ可能性は十分あるので、早めに専門の医師に相談してみることをおすすめします。
薄毛・AGAクリニック【Hair’s(ヘアーズ)】
東京オンラインクリニック
ふくろうアイクリニック
まとめ
AGAの根本的な原因を考えれば、専門の医師の指示に従うことがベストです。
しかし、「まだそこまでする勇気がない」という人もいるのではないでしょうか?
その場合、しばらく市販の発毛剤(外用薬)を使用して様子を見るのもありだと思います。
(育毛剤と発毛剤の違いが分からないという人はこちらの記事でご確認ください)
ススムさん最近ネットでおすすめされてた育毛剤を使ってみたけど、なかなか生えてこないもんだね・・・NORそうですねぇ。育毛剤は今生えている髪の毛にアプローチするのがメインですからね![…]